駅広告とは、駅の利用客に訴求するための広告です。
一般的に駅構内に設置する広告を指します。
駅周辺のお店や施設への道標として利用されることが多いため、看板は1年~、長い場合は数十年の長期掲出が可能です。
また最近では、複数駅をセットにした短期キャンペーン用の看板も登場し、人気を集めています。
駅広告とは
最寄り駅・乗換駅は何度も利用。
情報の刷り込みがしやすい。
通勤・通学であれば、最寄り駅と乗換駅を必ず1日2回は利用します。
そのため、目に触れる機会が多く情報の刷り込みが効率的に行えます。
ダイレクトに訴求。
直接購買や集客に繋がる確率が高い。
電車広告同様、ターゲットへダイレクトに訴求するため購買につながりやすいのが特徴です。
特に駅広告は店舗の近くにいる方々へ宣伝しているため、集客につながる可能性も高いです。
地域沿線でのブランディング効果が高い。
駅広告はその駅を利用する方々だけでなく、電車が停車した時に車内にいる方々からも見える広告もあります。
最寄り駅以外にいる方々にも訴求でき、沿線でのブランディング効果を発揮します。
目立てるオリジナルの広告展開。
駅によっては広告掲出場所をカスタマイズすることができます。
そのため、商品・サービスや企業ブランドに合わせたオリジナルの広告展開がしやすいのが特徴です。
駅広告の種類・費用
駅看板
駅構内に掲出する長期掲出可能な看板広告。
掲出場所やサイズによって掲出料金が異なります。
予算や駅利用客の動線に合わせた広告展開が可能です。
駅周辺の施設への誘導など、地域密着型の媒体に使用されることが多いです。
料金例
- JR品川駅 電飾看板(12ヶ月)
- 1,320,000円
- 都営新宿三丁目駅 電飾看板(12ヶ月)
- 840,000円
デジタルサイネージ
駅構内のデジタルサイネージを使った映像広告。
電子看板とも呼ばれ、設置駅も年々増えてきている注目の宣伝手法です。
TVCMのような動画で情報が伝えられるのが特徴です。
時間帯によって配信内容を変更できる場合もあるので、他交通広告ではできない戦略でPRが可能です。
駅貼りポスター
駅構内の通路やホームの壁に掲出されるポスター広告。決められた広告枠に掲出されます。
ポスター1枚から掲出が可能で、B0・B1・B2サイズがあり、駅等級・サイズで主に料金が異なります。
基本的に7日間掲出が最短です。コストをかけずに宣伝が行え、利用しやすい交通広告のひとつです。
駅を利用する多くの人へ訴求でき、設置位置は目線に入りやすく、インパクトを与えやすいため、新製品やオープン告知など短期のプロモーションに最適です。
同じポスターを複数貼り訴求する手法や、複数駅同時に掲出する手法など、目的に合わせてアプローチを変えると更に効果的です。
駅貼りポスターの複数組み合わせもしくは複数駅での掲出をセットにした商品。
鉄道会社によりセット内容は異なり、駅構内とホームに集中的に掲出するセットや、路線内のターミナル駅へ複数駅掲出するセットなどさまざまあるため、大型プロモーションを行う際にも効果的です。
臨時集中貼り
普段広告として掲出していない壁などに臨時で集中的に掲出することで、強いインパクトを与えることができます。
キャンペーン告知に最適です。
フラッグ広告
駅構内の天井から吊るされる広告。高い視認率が期待できます。
また、イベント性が強いため、他の広告と連動させることでインパクトを高め、相乗効果を見込めます。
フロア広告
駅構内のフロア上に掲載される広告。
意外性と高い認知性を備えています。
表現方法次第で、強いインパクトを与えられるため、イベントやオープン告知に最適です。
柱巻き広告
駅構内の柱を活用した広告。
利用客の目線の位置にあり、目に留まりやすいのが特徴です。
柱の形状をうまく活用することで、缶飲料など実際の商品の形にデザインするなど、立体的な表現が可能です。
大型シート、ボード
駅広告の中では最大規模の広告。
主に駅内外の壁・ホーム内のスペースを利用します。
サイズが大きいため通行者の目にとまりやすく、遠くからも視認ができ訴求力が高く、インパクトを与えられます。
また、駅によっては掲出場所を選べる場合もあり、設置位置によっては、個性的なインパクトを与えることが可能だったり、駅利用者以外の人にも訴求できるのが特徴です。
非常にインパクトがあるため、新製品や新番組の告知など大々的なプロモーションが可能です。
目的に沿ったデザインと提出場所を考慮したシート制作が重要な広告です。
横断幕
自動改札機や駅構内通路の天井から吊るした広告。
天井に近い位置は、歩行者の影にならず広告全体を見てもらえるのが特徴です。
横断幕を遮るものがないため、遠くからも視認ができ多くの人に訴求できます。
駅周辺にある施設への案内や、横長サイズを生かしたデザインが効果的です。
自動改札ステッカー
自動改札機正面の2箇所に貼られる広告。
改札通過時に目にとまり、反復効果で認知度向上や購買へ繋げやすいのが特徴です。
通勤・通学をしている乗客の方ならば、毎日接触するため刷り込み効果が期待できます。
エスカレーター広告
駅構内のエスカレーターを使用した広告。
鉄道会社によって内容は異なり、壁面・ステップ部分・手すり・柱など多岐にわたります。
エスカレーターの動きに合わせて、上がるにつれて内容が変化する壁面広告や、手で触れることを考慮したデザインの手すり広告などユニークな広告展開を行うことも可能です。
ホームドアステッカー
防護壁のドアに張るステッカー広告。
電車を待っている間や、乗車時に目に入るため、乗車客全員に視認させることのできる視認性が非常に高い広告です。
ベンチ広告
駅のホーム上に設置してあるベンチ広告。
座席後方に広告スペースがあり、駅看板と同等ぐらいのサイズのため、通行者の目にとまりやすく、遠くからも視認ができ訴求力が高いです。
コストは駅看板より安いため、費用対効果も期待できます。
駅イベント
駅構内にあるイベントスペースを拠点とした広告。
イベントを行う際に、商品告知や施設案内の広告が可能です。
駅を利用する人へ直接PRができ、訴求力が抜群です。
駅イベントのご相談や、ブース制作のご相談も承りますのでお気軽にご相談ください。